宙ぶらりんの日々

20代派遣OLのブログ。新婚で幸せいっぱい。

『翔んで埼玉』を横浜で見てきた埼玉県民

非常に恥ずべき行為



横浜で見に行くとは…!!埼玉県愛がないのか私は!!!!川口で育った誇りを忘れたか!!



反省して、来週も旦那(鴻巣育ち)と、さいたま新都心で見に行きます。



懺悔が終わったところで、感想を語っていこうと思います。


〜あらすじ〜

『かつて埼玉県民は東京都民からひどい迫害を受け、身を潜めて暮らしていた。ある日、東京でトップの高校・白鵬堂学院の生徒会長で東京都知事の息子・壇ノ浦百美(だんのうらももみ)は、容姿端麗なアメリカ帰りの謎の転校生・麻実麗(あさみれい)と出会う。互いに惹かれ合うも、実は麗が埼玉県出身だったと知る百美。そして、東京と埼玉の県境で引き裂かれる2人。まさに埼玉版「ロミオとジュリエット」とも呼べる愛の逃避行と、その中で埼玉県解放を成し遂げるべく戦いを挑んだ者たちの革命の物語である』

引用:映画『翔んで埼玉』あらすじ・キャスト・原作情報【二階堂ふみ×GACKT初共演!】 | FILMAGA(フィルマガ)




ネタバレばかりです!ご注意ください!!













めっちゃ面白かった

さすがテルマエ・ロマエの監督!規模が違う!!!!

世界観を突き詰めてくれるところ大好きです!と映画見ながら叫びそうになりした。
埼玉や千葉の荒れ地具合は半端なかったです。

そして開始5分で後悔しました。



埼玉で見ればよかった…!


前半は埼玉を迫害するシーンが流れるのですが、我が血に流れる埼玉愛が傷ついて仕方ありませんでした。だって周りは神奈川県民!しかも、みなとみらい!!

埼玉が馬鹿にされ笑いがおこるたび、「くそ…こいつらは故郷を馬鹿にされる苦しみが分かるのか…!!」と思いながら映画を見ておりました。
これが、浦和やさいたま新都心の映画館だったら、周りが埼玉県民という絶対的安心感があったことでしょう。ちなみに大宮には映画館はありません。

あと見る場所によって、笑う場所も大きく変わるな〜とも思いました。
途中で「埼玉と千葉の境、流山で討つ!」とGACKTが叫ぶシーンで、私と旦那は笑っていたのですが、他の方はポカーンとしてました。確かに流山って聞かないよね…!

反対に『崎陽軒』の醤油入れのシーンに、神奈川県民は笑いが起きてました。え、あれって顔が書いてあるの?!「ひょうちゃん」っていうの?!知らん知らん!!!



悔しい思いをしながら前半は見ていたのですが、最後まで面白く見ることができました。

この映画のいいところは、埼玉県を馬鹿にしつつも、最終的には救いがあるところです。
きちんと最後には埼玉の素晴らしさを語り、故郷愛を持って生きていくことが、いかに素晴らしいかを訴えかけてくれています
※個人の感想です


埼玉への迫害が前半メインなのですが、様々なシーンがあります。


たとえば隠れ埼玉県民である、主人公の麗(GACKT)に対して、都民は言い放ちます。


「埼玉県民でない証明をしたいなら…これを踏んでみろ!」


そして出されたのが、




草加せんべい(しらこばとイラスト付き)



神奈川県民は笑っていましたが、私は「ふ、踏めない……!!」と拳を握りました。埼玉の数少ない名産品、草加せんべい。さらに埼玉の象徴である、しらこばとが描かれているだと…?!

あの時、GACKTは踏めずに呻いてましたが、映画館の中で理解できたのは私(川口育ち)と旦那(鴻巣育ち)だけだったでしょう。くそう、草加せんべいがどれだけ硬いか知らんくせに…!!

ちなみに私はコバトン(さいたま市のキャラクター)のキーホルダーも踏めませんので、よろしくお願いします。


他にも、埼玉県民は通行手形がないと東京に入れないという規則もあります。そこの通行手形を管理しているのが川口なのですが……


分かる!!と叫びそうになりました。


我が川口は、埼玉愛はありますが、東京と県境にあることもあり、隠れ都民だと思ってるところがあります。そのため、他の市を「田舎くせえな」とどこか下に見てる部分もあります。同じ埼玉なのに!!懺悔します…!!!

あの通行手形を管理している人たちも、おそらく私と同じ感想を抱いているはずです。「一応、埼玉県民だけど心は都民だし?」って絶対思ってる!!そういう顔をしてた!!
※個人の感想です


そのような迫害を受けつつ、麗と百美は埼玉へと逃げて行きます。
原作でもありましたが、「あなたと一緒にいたい!」と懇願する百美のに、「所沢でも?」と問う麗。所沢と聞いて「ひっ…!」と悲鳴をあげる百美はやっぱり面白かったです。
東京と埼玉の境目はすべて封鎖されているため、千葉を経由して埼玉へと渡って行きます。常磐線の描き方が戦前すぎてここでも爆笑でした。牛とか乗せる貨物列車ですよねアレ。

前半に映った煌びやかな東京都とは違い、千葉や埼玉は非常に荒んでいます。千葉と埼玉は手を取り合うわけではなく、互いにライバル意識を持っています。


千葉で埼玉県民は穴という穴にピーナッツを詰められ地引き網をさせられます。なんと惨い…

そのため2人は千葉過激派に見つかることなく、埼玉に行かなくてはなりません。しかしそんな上手くいくはずもなくーーーー?







…………書きたいことが多すぎる




(もういい)

(感じたことを羅列します!!!)




・東京テイスティングするシーン。あれは絶対、正月の格付けを意識してる。
・西葛西が東京なのは今日知った。
・「異国人が多い」と聞いて真っ先に思い浮かんだのは板橋区。あそこはスパイスの香り。
・迫害される埼玉県民Z組の教室に『刺身』と書かれていたのは笑った。海への憧れなのか?
・大宮と浦和がバチバチしてましたね。中間のさいたま新都心で見たかったー!(悔しい)
・埼玉県民憧れの街「池袋」は的を得すぎてて…!最近の池袋は埼玉県民しかいないと思う。
・千葉産まれ「YOSHIKI」は強すぎる
・はなわの埼玉の歌クオリティ素晴らしい。イジリと愛を伴った名曲ありがとう。
・埼玉にある鉄道博物館は良いところです。電車好きの5歳児は発狂しますので是非。



書けば書くほど出てきますね。
今日は印象的なことだけ書いてますが、思い出したらどんどんココに追加していこうと思います。






そして最後に聞きたいのですが……





埼玉県民は海に憧れてるのか?


負け惜しみでも何でもなく、海がないの嫌だー!と思ったことがないので、これは埼玉県民の人に聞きたいところですね!
海は別になくてもいいのですが、空港は欲しい!羽田も成田も遠いんじゃ埼玉!
あと観光スポットも欲しいね!デ〇ズニーに対抗して、「東武動物公園」って言ってたけど、いくら埼玉県民でもフォローしきれんわ!!!



色々と叫びすぎてカオスな日記になってしまいました。本当にすみません。
割と我が人生no.1の映画になりそうなので、来週も見に行こうと思います。


愛してるよ埼玉!